お知らせ
私の決意
(2019.02.18)
私 の 決 意
冨士谷 英正
政治の道歩むこと31年、このことは多くの方々のご支援とご協力がなければできない事であります。改めまして今日迄のご支援に心より感謝を申し上げます。市長三期1,741ある基礎自治体(村、町、市、東京23区)の首長にあって決して遜色はなかったと思っております。私の政治信条は大変わかりやすく「政治は結果である」「約束したことは必ず守る」であります。市長三期は国のモデル事業と言われた事業が4つありました。一つ目は進む地球温暖化対策として教育施設にエアコンの設置、又環境整備としてトイレの洋式化、更に情報化社会への対応策として電子黒板設置、環境教育の一環として幼、小のグランドの芝生化など、教育施設の充実に取り組んでまいりました。二つ目は毎年危険度が増している災害から命を守るための、小学校とコミセンとの一体型防災施設、又住民数の少ない学区のコミセンの改築でした。この点につきましては、防災一体型施設による「防災のまちづくり」をテーマに他県や大学へも講演に伺っておりました。三つ目は生活関連施設(廃棄物処理場、し尿処理場、火葬場、最終処分場)の設置場所選定にあたっての自治会単位による手上げ方式。そして四つ目が、庁舎建設であります。元来市役所は個人の住宅と同様視されており、何もなければ補助対象となる事は大変難しく、一般的には補助金としましては合併推進債のみとなります。しかし、今日社会が抱えている少子高齢社会に対応する機能を備えている事などで、7.5億円の補助金までつけていただきました。国も本市の新庁舎にはかなり期待を寄せていたところです。また長年の懸案課題と言われております農地の有効利用でありますが、現在の農業をみますと農業振興へと結びついていない現状があります。ここで岩盤規制と言われる農地法に風穴を開け、今まで知事権限でありました4ha以下の農地転用の権限を本市では農林大臣から権限委譲を受けることができました。その事は本市の税収及び人口増にもその効果がみられていると思っております。
しかしながら、昨年の市長選には大敗を喫してしまい一時は茫然自失の毎日でありました。様々な敗因が考えられますが、その一つには、特に社会問題化されている無責任極まりないインターネットでの拡散があると言われています。「100億円の庁舎より50億円の庁舎建設」、「その差額で教育・福祉の充実を」、「安土元気園並びに市庁舎建設一者入札の疑惑」、更に「市庁舎落札率99.7%は神業、疑惑そのもの」等の宣伝で拡散され続けました。ご存じかと思いますが、市庁舎は市民負担52億7千万で当初計画89億9千万円の庁舎建設が可能であったにもかかわらず、小西市長案の、「市民負担55億1千万円で35億円弱の庁舎建設」の道を市民が選択したことになります。これらのことが市民の皆さんに十分お伝えできていなかったのではと反省しております。次に疑惑の件でありますが、公募による入札で疑惑を持たれる事は一切ない事は本会議で幾度となく説明しており、実際第三者委員会でも、また小西市長自らも疑惑は無かったとの結論を出しております。まさに前回の市長選挙は、人を犯罪人に仕立て、ウソの情報を拡散され続けた結果ではなかったのかという思いに至りました。しかしながら、理由はどうであれ敗れたことは事実であり、このような結果は私の不徳のいたすところでもあります。
小西市長いわく、工事中止は「民意による政策の変更」であることを唯一の理由にあげておられますので、果たして本当の「民意」かどうかについて議会を通じて明らかにできればとの思いで出馬を決意いたした次第であります。
是非、皆様方のご判断を仰ぎたく存じます。併せて絶大なるご理解とご協力をお願い申し上げ、市民のみなさま方と共に素晴らしい近江八幡樹立のために努力致す事をお誓い申し上げます。